哲学雑誌「フィルカル」を刊行する株式会社ミューは7月末に、中高生向けの哲学雑誌「てつがく広場」を創刊しました。これを記念し、紀伊國屋書店新宿本店のご協力のもと、記念講演会「哲学してみない!?」を開催いたします。講演では、「哲学」や「教育」に触れながら、「てつがく広場」の内容や刊行に至るまでの経緯を語り、「考える魅力」をお伝えします。日時や参加方法などは、下記をご確認ください。
哲学してみない?! 「てつがく広場」創刊号発行記念講演会
日時
第1回:8月31日(土) 13時~14時30分
第2回:9月 1日(日) 13時~14時30分
※いずれも同じ内容です。
場所
紀伊國屋書店新宿本店3階 アカデミック・ラウンジ
講演者
稲岡 大志 (いなおか ひろゆき)
1977年生まれ。大阪経済大学経営学部准教授。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。博士(学術)。専門はヨーロッパ初期近代の哲学、数学の哲学、アニメーションの哲学など。主な業績に、『ライプニッツの数理哲学――空間・幾何学・実体をめぐって』(単著、昭和堂)、『世界最先端の研究が教える すごい哲学』(共編著、総合法令出版)、『3STEP 応用哲学』(分担執筆、昭和堂)など。
和辻 龍 (わつじ りゅう)
私立中高一貫校講師。独 Clausthal University of Technology 博士課程 エネルギーシステムPHD研究員任期満了。専門は電気工学のパワーエレトロニクス。著書に、『こんなに違う!?ドイツと日本の学校』(単著、産業能率大学出版社)。寄稿に、哲学刊行誌「フィルカル」連載中
八幡 さくら (やはた さくら)
一橋大学大学院言語社会研究科講師。2014年神戸大学大学院人文学研究科博士課程修了。博士(学術)。専門はシェリングを中心としたドイツ観念論、ドイツ初期ロマン主義。とくにドイツの芸術アカデミーや美術館の成立史に着目し、シェリングの芸術哲学と芸術実践との関係を検証している。そのほか国内外の芸術祭やアートプロジェクトについての調査や、アクション・リサーチと哲学対話を取り入れた教育研究活動を行っている。主な業績に、『シェリング芸術哲学における構想力』(単著、晃洋書房、2017年)など。
参加方法
無料で観覧いただけます。着席でのご参加は、事前のご予約をお願いいたします。(第1回、第2回とも先着20名)。立ち見でのご参加は、ご予約不要です。
お申し込みは、紀伊國屋書店新宿本店様のホームページからお願いいたします。